安岡杯
2008.8.30 摺上川

 今年で12回目となる安岡杯。これまで、中々勝てなかった大会だが、昨年、ようやくその呪縛から解き放たれ、後はひたすら勝ち続けるのみ!今年の会場は、準ホームグラウンドである摺上川と聞けばなおさらである。
 ところが、大会1週間前から大雨による増水。毎日、摺上ダムのHPを見ながら、水位が下がるのを祈っていた。ようやく、木曜日には平水+20p程度まで減水。しかし、無情にも金曜の朝からまとまった雨が降り、夜には雷を伴った大雨。夢の中で雨音を聞きながら、朝起きたら濁流で釣りにならないという夢を何回も見てしまった。
 5時に起床し、恐る恐る摺上ダムのHPにアクセス。すると、意外にも昨日と同じ水位。これなら、無理をすれば釣りは可能である。集合時間の45分前には現場に到着。水位は相当高い。チャラ瀬は早瀬に変わっており、釣りが出来そうな(というか鮎が付けそうな)場所は限られる。増水時の釣りに徹するしかなさろうであった。
 集合時間の7時前後には、ほぼ全員が集合。相馬組はE藤さんが、勝手に中止を決め込んで深酒したために出発が遅れたが、O野君がリカバーして7時半には到着。
 記念撮影、開会と恒例行事が終わり、いざ入釣。
 増水時の釣りを想定し、滅多に使わないソリッド穂先&背針を組む。まずは、最も可能性が高いと思われた。駐車場の目の前。ここは、平水だと踝位の水深で、日中日が照った時のポイント。一尾釣ったら優勝か?等と冗談でスタートしたが、いきなりS松君にヒット。意外な早さにビックリしたが、こちらも直ぐに掛かる。白いガリガリの鮎である。まさに交通事故。やはり増水の釣りか?ところが、S松君に再び鮎が掛かり、その下流でやっていたT真君にも掛かる。えっ−どうして?という展開。すると、今度は増水の中対岸の流れに立ち込んでいた一般の人が2連発。しかも型が良い。
 もしかして、通常のポイントに付いているのか?ここは、勝負に出るしかない。腰くらいの流れを横切って右岸側の筋向かう。かなり押しが強い。ようやく、石裏の変化までたどり着き、オトリを引いていくといきなり掛かる。しかもでかい。魚の引きと流れの強さでバタバタ劇である。この後はポツポツ掛かるが、押しが強すぎて、慌てて竿を立てて抜きに入るのでバラシが多い。途中3回ほど流されそうになった。取り込みで下がると、上流に上れないので、細かいポイントを探れないといった状況。それでも、一端、流れを横切って岸に戻り、再び上流から入り直すことを繰り返し、なんとか昼までに14尾を釣ることが出来た。他の面々も時々連チャンで釣れているようだが、終始ポツポツ拾った分だけ、こちらは数が伸びたようだ。
 午前の時点で大きく引き離すことが出来たので、午後はノーマルの穂先と仕掛けに戻し、ソリッド効果を検証してみることにする。まずは、午前中良かった左岸から5m位手前の浅い棚。いきなり3連チャンで当たりがあるが、掛かったのは1尾だけ。その後は全く掛からない。やはりノーマルでは引いて泳がせることが出来ない。オバセだけだと流れに負けてしまうのだ。ここから1時間ほど全く釣れず、S野さんやT田さんが見ただけで数尾釣っているので、さすがに余裕をかましているわけにはいかなくなった。ここで、思い切って対岸端の強い流れにオモリを付けて沈める。端はまだ誰もやっていないので、もし付いていれば釣れるはず。この作戦が功を奏し、再びポツポツ掛かり出す。しかし、サラ場の鮎は型が良く、激流の中では思うように抜けずバラシ連発。何とか午後から7尾拾うことが出来たが、もう少し数を伸ばせる試合であった。大会は、結果的には勝つことが出来たが、平水ならこんなにミスをしていては危なかった試合だ。
 聞くところによると後3回でこの大会も終わるらしい。残り3回とも勝つつもりでいきたい。
再び安岡杯は私の手の中に。